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【讲座信息】日本广岛大学浮田三郎教授:比較言語文化論

发布日期:2016-05-03 浏览次数:

本项目是由中央财经大学国际合作处支持的“邀请海外学术伙伴来校开展合作科研项目”,项目编号为:011763099001。

讲座题目:比较语言文化论

第一回:ー日本とギリシアのことわざの対照比較ー

时间:2016年5月4日(星期三 14:00ー16:00):

地点:东区主教308:

第二回: ー比較文化論の視点からー

时间:2016年5月6日(星期五 14:00ー16:00):

地点:东区主教407

主讲人:浮田三郎

広島大学元留学生センター長

広島大学教育学部?国際協力研究科?広島大学留学生センター教授

サンパウロ大学(ブラジル)日本文化研究所 客員教授

ことわざパワーで人間力を磨く

西洋と日本?中国と日本の似てても違う微妙なことわざ、一見矛盾したことわざに込められた先人の知恵を学んで東西の感性や発想の違いを知り、日本語表現と雑学にも強くなろう。実用的で楽しく学べるユニークなことわざ文化論、誕生!

中国語にも日本語にも、同じ意味のことわざがある一方、中国語には有って日本語には無い、逆に日本語には有って中国語には無い、そんなことわざが多くあることに気づき、それは何故かと突き詰めていくと、結局中日の文化の違いがことわざの背後にあることが分かった。また、ことわざの効用の一つに、生き方や教訓の知恵のほかに、知識を直接伝達するという、天気ことわざや健康ことわざがある。それらのものを今日でも生活に役立つ知識?知恵として生かしている。その他ことわざの効用には、会話やエッセイの潤滑油として役立つ一面もあるが、最大の効用は「複眼の思考」を授けてくれるということだと思う。例えば、「どの雲にも銀の裏地がついている」ということわざは、下から見れば真っ黒な雲も、高い空から眺めれば、太陽の光を受けてさんさんと輝いていることを知らせてくれる。絶望も、見方を変えれば希望になり得るという教えである。ことわざはまた「酒は百薬の長」というかと思えば、「酒は百毒の長 ?というし、「始めよければ終わりよし」というかと思えば、「終わりよければすべてよし」という。このように、一つの見方に対して、もう一つの見方を提出し、どちらも正しいのだと言う。これが複眼の思考法である。今日のような多様化した社会では、このような相対的な見方が必要ではないかと思われる。

今回の講座では中日両言語のことわざ、現代ギリシア語と日本語のことわざに見られる表現を中心に、中日、西洋と日本の文化の類似点?相違点を考えてみる。異なる言語のことわざや詩歌の表現は、それぞれの文化を反映しており、それぞれの民衆のものの考え方や価値観を見て取ることができる。このような言語表現と文化の関係を考えながら、異文化間の比較を試みると同時に異文化間理解も深めたいと思う。オリンピック発祥地のギリシアで歴史的にも3000年以上続いているギリシア語、5000年以上の歴史を持つ古い文明国である中国の言語と民衆の文化に焦点を当て、それぞれ国の諺を中心に、民衆の表現の豊かさと文化について、広島大学の浮田三郎教授が解説する。